仏教寺院 ホームページ開設状況リサーチ

仏教寺院 ホームページ開設状況リサーチ|あおきコンサルティング株式会社
Research Report

仏教寺院 ホームページ開設状況リサーチ
— 浄土真宗本願寺派以外の主要宗派 —

各宗派のデジタル化の現状と、個別サイト未整備という課題を分析

出典:文化庁「宗教年鑑」(2023年) 各宗派公式サイト・業界情報 調査:あおきコンサルティング株式会社
⚠ 注意事項 宗派別のホームページ開設率を示す公的統計は現時点では存在しません。本資料は文化庁「宗教年鑑」(2023年)および各宗派公式サイト・業界情報をもとに作成しています。
1

サマリー

調査対象宗派数
8 宗派
対象寺院総数(概算)
約57,000
公式ポータル整備済み
6 / 8 宗派
2

宗派別 寺院数

文化庁「宗教年鑑」(2023年) 単位:千寺
曹洞宗
14.0千
真言宗
12.0千
浄土真宗
本願寺派
10.7千(参考)
真宗大谷派
8.6千
浄土宗
7.0千
臨済宗
5.7千
日蓮宗
5.3千
天台宗
3.0千
3

宗派別 ホームページ・デジタル対応状況

宗派 寺院数 公式ポータル 個別HP対応 特記事項
曹洞宗
永平寺・總持寺
約14,000 あり 積極的 曹洞禅ナビに14,388件掲載。寺院向けHP開設支援あり
真言宗
各本山(多派)
約12,000 派別に各自 低め 豊山派・智山派等に分かれ統一ポータルなし。大寺院中心にサイトあり
真宗大谷派
東本願寺
約8,600 教区ごと 教区ごと 教区ごとに寺院検索機能あり。約8,638か寺
浄土宗
知恩院
約7,000 あり 一部 浄土宗寺院紹介Navi(otera.jodo.or.jp)を運営
臨済宗
各本山(多派)
約5,700 派別に各自 低め 妙心寺派など各派が個別サイト。観光・禅体験訴求が多い
日蓮宗
身延山久遠寺
約5,300 あり 一部 nichiren.or.jp(ポータル)。久遠寺が寺院リンク集を公開
天台宗
比叡山延暦寺
約3,000 あり 低め tendai.or.jp あり。末寺の個別HP整備は遅れ気味
浄土真宗本願寺派
西本願寺(参考)
約10,700 参考 参考 nishi.or.jp(質問の対象外・参考掲載)
凡例(個別HP 欄)
積極的公式ポータル+末寺レベルのHP整備が進む
一部ポータルはあるが末寺の整備はまだら
教区ごと教区単位で対応・全寺院統合はなし
派別に各自統一ポータルなし・各派が個別対応
低め本山・大寺院中心で末寺のHP整備は遅れ
4

全宗派共通の傾向と課題

観点内容
HP制作会社
「てらこ」「寺院専門サポート」など寺院専用の制作会社が複数あり。初期費用は10〜30万円程度。
推定普及率
全寺院の20〜40%程度が何らかのウェブ上の存在感を持つとみられる(公的統計なし)。
開設の課題
住職の高齢化・IT不慣れ、更新コスト負担、固定檀家による必要性の低さ。
開設の動機
永代供養・納骨堂の新規募集、葬儀問い合わせ対応、御朱印・観光目的の集客が主。
SNS活用
Instagram・X(旧Twitter)での発信も増加。特に若手住職が積極的に活用。
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主要な発見

  • 曹洞宗が最も積極的にデジタル化を推進。「曹洞禅ナビ」に14,388件が掲載されており、宗派として末寺のHP開設支援も行っている。
  • 日蓮宗・浄土宗・真宗大谷派は公式ポータルを整備しているが、末寺レベルの個別HPは整備がまちまちの状態。
  • 真言宗・臨済宗は多数の派に分かれるため統一ポータルが存在せず、HP整備は各派・各寺院の判断に委ねられている。
  • 全体として、寺院専用のHP制作会社(「てらこ」等)が普及を後押しするが、住職の高齢化・IT不慣れ・コストが依然として壁となっている。
  • HP開設の主な動機は永代供養・納骨堂の新規募集、葬儀問い合わせ対応、御朱印目的の観光客集客が中心。

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あおきコンサルティング株式会社 | 福岡市博多区
出典:文化庁「宗教年鑑」(2023年)/ 各宗派公式サイト・業界情報をもとに作成
© あおきコンサルティング株式会社 代表:三浦つばさ